
「お花は好きだし、興味はあるけど、華道やフラワーデザインって、決まりがうるさかったり、お金がかかったりしそうで……」
そんな人には、500円で楽しむ、カジュアルいけばな!!「もっと気軽に、もっと身近に、もっと楽しく」お花を飾ってみましょう!
春になると、カラフルでみずみずしいチューリップが店頭に並びます。見ているだけでも、楽しい気分になれるチューリップですが、自分でいけるともっともっと楽しめますよ。
すらっとした姿が素敵なチューリップは、透明なガラスのビンにいけるのがオススメ!きれいなビンをとっておけば、立派な花器になります。
まず、口の狭いビンを用意します。カクテルのビンでも、ジュースのビンでも、なんでもOK。
そのビンに、チューリップを1、2本ずついけてみます。ポイントは、それぞれの花の高さに変化をつけること。花の色の組み合わせもいろいろと試してみましょう。
ビンにいけたら、次は、そのビンを自由に並べてみます。上の右側の写真(横から撮った写真です)のように、ちょっとくずれた三角形(不等辺三角形)に並べると、動きのある作品になりますよ。
一度完成した作品でも、時々、ビンの位置を変えてみると、また違う雰囲気になります。ビンの数や形、色も重要なポイントです。
左の作品のように、ビンの周りにきれいなワイヤーやリボンを巻いても面白いですね。
手で曲げられるアルミワイヤーは、100円ショップでも購入できます。
ウラワザを使うと、こんな作品も出来ます。
花びら一枚一枚を丁寧に反らせると、違う花のように変身します!花びらを破らないように、気をつけてくださいね。
今回は、駐車場で偶然見つけた、ふきの葉とあわせてみました。
チューリップは葉っぱもきれいです。買ってきたチューリップを短くしたいときは、適当に切らず、左の写真のように切りましょう。
葉っぱをちぎり取ってしまうのではなく、葉っぱのすぐ上で切るようにすると、葉っぱもいけられますよ。
花だけではなく、茎や葉の美しさも大切に生かしましょう!
また、花を長持ちさせるために、「水切り」をすることも大切です。
少し長めに切ってから、水の中でもう一度茎を切ります。ボールや深めの食器などに水を入れて、切る部分が、しっかり水の中にはいるようにしましょう。
ちなみに、右の写真では、いけばな用の「花ばさみ」を使っていますが、茎がちゃんと切れるハサミなら、どんなものでも大丈夫です。
チューリップのカジュアルいけばな、ぜひ楽しんでください!!
【今回の予算】
チューリップ:1本100円~200円程度
アルミワイヤー:100円程度
文&作例:いけばな雪舟流家元継嗣 増野光晴